屋根の現況を確認する時梯子に登る。

吹き替え時かと存じます

宮崎さん「オイラが押さえてっからよぅ。大丈夫だよぅ。」
(Iの現況からすると・・・たぶん、おそらく無理だと思う)

Ⅰ「車止めはいつも持ち歩いているのですか?」
M「そうだよぅ。サイドだけなんてね、あぶないんだよぅ。大変なことになっちゃうよぅ」
そうだった。
宮崎さんはいつも用心深い人なのだ。「もしも」の時を考えて仕事をしている。
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見えてきた頂
・・・大袈裟でした。
日常の業務のなかにも山がある。というよりも丘?
通常よりも短い時間で提出しなければならない見積を行っていた。ほとんど引篭もり。
設計事務所より図面をお預かりし、まずはじっくり全体を見て、判らないところを洗い出し、
質疑を出し、同時にそれぞれの工事毎に拾ってゆき、それぞれの職人さんや業者さんにも
協力願い、見積依頼をする。
自社での設計施工でない場合は、思わぬところに思わぬプレゼントが隠されている場合もある故
特に気をつけて図面を読み込まねばならない。
・・・良く言われる台詞の「・・・これ、どうやって納める?」部分もある。
現在は見積用のソフトも各種あるようだが、わが社はというかⅠはエクセルで充分だ。
数量を拾うために電卓も使う。
そして。電卓は一番シンプルなもとなってしまった・・・関数計算機能はなくなった。
算数で充分になってしまったというわけだ。
そもそも、数学で三角関数と出合った時「・・・関数を知らなくても生きてゆけるさ」とあきらめた。
というかそれを放棄した。
しかし、設計事務所での仕事でそれと再会した時はうなだれた。
変形の建物の面積計算をした際に関数を用いなければならない時に、どうにも手に負えず
上司の指導を仰いだ。
J「・・・ったく。ばぁか」
Ⅰ「自慢じゃないですけれど、関数が出てきた時の数学は2でした!(自慢げ)」

『設計事務所からの見積依頼もおまちしていまっす!』

陽射しがほしい・・・
桜も散ったのに雪でも降りそうな肌寒い4月
世田谷美術館

「・・・でした。学生に戻った気分でご参加くださいね。」
ご丁寧なご案内を頂き、出かけた世田谷美術館。建物の設計者は内井昭蔵さん。
アプローチからエントランスへは低く抑えられ、内部へ入り込むほどにボリュームが大きくなる。美術館建築の傑作。
なーんて偉そうに記してみた。写真はなし。
はじめて訪れたのは2000年頃?メソポタミア文明展。
2回目は2008年の石山修武展のオープニングに、知人の代理として参加させて頂いて以来。
馴染みのない美術館ゆえ、用賀からマップを片手に・・・ふんふんときょろきょろと歩いてみる。
何かしら”世田谷区”という香りがするもので、街のたたずまい、人のたたずまいにどこか品がある。
ように感じてしまうのは偏見だろうか。

砧公園内の遊歩道
この季節は木々の葉がまだ芽吹いたばかりなので、陽射しが地面までたくさん届いて気持ち良い。
石山修武さん
やはり、たくさんのことを伝えたいし、残したいし、”しなければならない仕事”を意識されているようだった。
・情報の本質を見極めることの大事
・クライアントとは
・「私の作品はすべて模倣の集まりです」
帰り道は駅を変えて成城学園前を目指しててくてく。
そうすると!

こんなものとめぐり合えた!「かっこいいなぁ」
構造家の事務所だろう
S造かな。多くの場合、S造とは鉄骨の柱と梁で構成された建物を意味するがこれは違うな。
壁式S?
多分、恐らく建築雑誌には載っているんじゃないかなー・・・そういものを見なくなってしまった
東京散歩はこういうことがあるからやめられない!
・・・・・・・・
しかーし!

こういうものと出合った時もわくわくするのだ
「あがりますよ」
とりあえず。
清水が丘の家、木工事終了。
天候不順で困るのは、農作物だけではなくて、外部の工事も進まない現場。

外壁は下塗りのまま

大棟梁「お世話になりました」
Ⅰ「そうあせらないでくださいよぅ。まだバルコニーもあるし、あれも、これも・・・お願いします」
・・・一般的には大工をあせらせる立場にいるのかもしれない。

よもぎ。もうちょっと前なら草餅用に採取できたのになぁ。惜しいことをした。

紫花菜
決して広いとは言えない敷地でも、色々な植物の存在が気持ち良く過ごせそうな環境。

お隣さんの家ネコは網戸に張り付くことがお好きな様子
Ⅰ「美人ですね」
お隣ご主人「オスなんです」

おおきな洗濯バサミ発見。これなら強風が吹いても大丈夫です!
蓄えられるもの
午後のお茶の時間に幼稚園の園長先生から電話があった。
「Iさん!井戸の管をこわしちゃったので・・・」
と、お聞きしたときピンときてしまった・・・ああ、あれだ。

春休み改修工事の際に現場でした園長先生との会話を思い出した。
園長先生「Iさん、あそこの砂場を拡張したいのですが、配管なんか入っていないですよね」
I「はい!あそこは何もありません」
去年、屋外排水経路の改修工事をしたので、その時をもとに自信満々で応えた。
しかし、幼稚園の歴史は46年であり、私共でメンテナンスをさせて頂き25年、そしてIが担当させて
頂き、まだ4年・・・知らないことがたくさんあるのだった。
その砂場の脇に井戸水があった。
先生との会話の後に自分の中で「・・・でも、あそこに井戸があるということはあ」と漠然とした
イメージが湧いてきたのだが、それを口に出すことをしなかった!
「何か思うことがあれば口に出すこと!」後悔先にたたずな場面。

篠原設備さんに補修と、使われていない配管の撤去をしてもい、砂場拡張は進められることとなった・・・
今回は具体的に「あれがあれば、ここはこうだよな」という場合だったが、何もなくても「あ・・・」という
イメージが湧くことがある。
そして、それは何かしらの問題が隠れていることがほとんど。
それは勘ではなくて、今までの経験の情報が引き出されるだけなのだろう。
ぼうーっとしていても、それなりに蓄えてきたものがあるのだ。
脂肪だけじゃなくて良かった。
・・・・・・

ペーターさんのイラストが入った便箋と封筒のお手紙
うれしかった
新緑
「様子みてきて」
「はいはーい」
と気軽に返事したけれども、そこはなかなか手強い場所だった。

エコビレッジ国際会議TOKYO
アースデイのイベントが代々木公園あたりで開催されていた。
大まかには『地球を大切にしよう』というようなことだろう。
どうしてもなじめないのは何故なのか考えてみたところ、そもそも建築行為とは地球環境の破壊
からはじめなければならないということだろうか・・・
だったらなおさら大切にしなさいね。ということも言える。
わが社の家づくりは日本の山の木を使っています。
可能な限りゴミにならない材料選びをしています。
断熱性能も上げて、できるだけ二酸化炭素の排出を削減できるように考えています。
・・・ということで許してはもらえないだろうか。
会場を早々に引き上げて、混雑する原宿は避け代々木公園を横断することにした。

この季節の緑は紅葉の頃に勝るとも劣らない色をみせてくれる
それぞれの樹種によりまったく違う新緑

都会の真ん中にある森の中
大工の健気
清水が丘の家

キッチン前の目地はグレー

ここの目地はホワイトで

K大工が天井板を張っていた
天井板は本実加工されたものの凹側に太いホッチキスのタマのようなものを電気タッカーで打って留め、
次に凸側を差し込むということを繰り返す。よって、釘は使わない。
しかし、K大工の口はもごもごしていた・・・見ていると出てきたのは丸ビス。
端部はビスで野縁に留めるために使用する。
っていうか・・・ビスを口から出す人をはじめて見た。
父が釘を口からにょろにょろ出しているのを見たときは驚いたものだ。父も大工だった。
しかーし!K大工のにょろにょろはまったく成っていない・・・それは仕方がないとしても、そもそも口に釘
を含む行為はげんのうで打ちつける作業の時。リズムに乗ってトントンと打つのだ。
丸ビスは電動工具を使うのだ。ほとんど意味ないかと思われる。
想像だが、きっとK大工は一人前の大工にはるには「口から釘だ!」と考えているのではないだろうか。
そのために、日夜、釘(じゃないけど)を口から出す練習をしていたのだろう。
そう、努力していたのだ!
それなのに、今回は見られてはいけない人物に見られてしまったというわけである。
運が悪かった。
Ⅰ「えーっ!なんでビス?・・・ちゃんと出てこないようですが、うちのお父さん呼んでコツ教えてもらう?」
K「平成の大工はビスなんす(ふんっ)!!・・・お父さんはトントン葺きやってたんスカ?」
Ⅰ「トントン葺きじゃなくても昭和の大工はいつも釘使ってたのー!昭和のほうが絶対カッコイイー!
上島さーん(大棟梁)、K大工がビスを食べていまあーーす」
大棟梁「・・・へー。よっぽど腹へったんだねぇ」
Ⅰはまた、健気な大工の心を傷つけてしまった。

杮葺き(トントン葺きと同じ?)

昔の釘
☆ 後日の電話インタビュー ☆
I父「ビスだって口にいれるさ」
I 「えー。そうなの?初めて見たけど」
I父「・・・あなたも現場をしらないねえ。ボード留めるときとか両手ふさがってるっしょ。
でも、ビスは口のな中が傷つくから嫌だけどね」
・・・今度、現場へ行くときは「口内用軟膏」でも持っていこうか。
古民家探訪
ある意味戦い
清水が丘の家

階段は脚立に昇ってから・・・な、わけは無く、途中の写真
素材は踏み面(足がつく面)、蹴込み(立ち上がっているところ)共桧の40mm

手摺下地を壁に入れておく
大棟梁「手摺はマルでしょ?」(既製品の丸棒のほうがいいって!)
Ⅰ「いいえ」(杉を加工してほしい)
大棟梁「だめだ。マルだ」(うまくゆかない!)
Ⅰ「・・・接合部は、図面書いて検証しますから」(う、負けない)
廻り階段の手摺は勾配が同じではないために、きれいににせるのが難しい。
時には、職人と設計担当での戦いが繰りひろげられている。

大工が腰につける道具袋
現場に登場することはないけれど、金物屋さんも居なくてはならない存在。
Ⅰは石田屋さんのお兄さんを影で「YAZAWA」(なんとなく似ている)と呼び、去年まで居た現場監督のヨコイ君
は毎日のように通って馴染みになり、更にはお兄さんを使うようにまでなっていたなぁ・・・と思い出す。









