蓄えられるもの

午後のお茶の時間に幼稚園の園長先生から電話があった。
「Iさん!井戸の管をこわしちゃったので・・・」
と、お聞きしたときピンときてしまった・・・ああ、あれだ。
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春休み改修工事の際に現場でした園長先生との会話を思い出した。
園長先生「Iさん、あそこの砂場を拡張したいのですが、配管なんか入っていないですよね」
I「はい!あそこは何もありません」
去年、屋外排水経路の改修工事をしたので、その時をもとに自信満々で応えた。
しかし、幼稚園の歴史は46年であり、私共でメンテナンスをさせて頂き25年、そしてIが担当させて
頂き、まだ4年・・・知らないことがたくさんあるのだった。
その砂場の脇に井戸水があった。
先生との会話の後に自分の中で「・・・でも、あそこに井戸があるということはあ」と漠然とした
イメージが湧いてきたのだが、それを口に出すことをしなかった!
「何か思うことがあれば口に出すこと!」後悔先にたたずな場面。
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篠原設備さんに補修と、使われていない配管の撤去をしてもい、砂場拡張は進められることとなった・・・
今回は具体的に「あれがあれば、ここはこうだよな」という場合だったが、何もなくても「あ・・・」という
イメージが湧くことがある。
そして、それは何かしらの問題が隠れていることがほとんど。
それは勘ではなくて、今までの経験の情報が引き出されるだけなのだろう。
ぼうーっとしていても、それなりに蓄えてきたものがあるのだ。
脂肪だけじゃなくて良かった。
・・・・・・
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ペーターさんのイラストが入った便箋と封筒のお手紙
うれしかった

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