夏の「蚊」対策_16 虫に刺された時の薬

蚊に刺された時には、市販薬等で素早くケアするようにしましょう。蚊はかきむしって「とびひ」になってしまうと、その後の肌トラブルが大変です。「とひび」になってしまった場合、小さな子は保育園に行けなかったり、入浴に不便するなど、日常生活に支障をきたします。刺されたら早めに対策しましょう。

昔ながらの「キンカン」や「ムヒ」「ウナコーワ」などの薬剤は、どの家庭にも1本はある虫刺され薬ではないでしょうか。いずれにも清涼感を与える「メントール」と「カンフル」が含まれることは共通していますが、痒みをおさえる有効成分が異なります。

「キンカン」は痒みをおさえる成分としてアンモニアが、また皮膚の刺激成分として「トウガラシチンキ」が含まれているので、独特のにおいと刺激があります。ムヒにはステロイドが含まれ、痛みを伴う虫刺されにも効果的です。ウナコーワは痒み止めに特化したシンプルな処方が特徴です。

化膿したり炎症を起こすなど、ひどい虫刺されには医師による診断と処方が必要になります。市販薬のみに頼らず、専門家による治療で早く対策しましょう。

この夏の間、ずっと蚊に関する情報を発信してきましたが、これで最後です(笑)。ぜひ来年の夏も読み返してみてください。

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