同じスギでも赤身と白太がある

樹種によって「適材適所」は異なりますが、同じ1本の木でも、部位によっての「適材適所」もあります。

部位の特徴が際立つのがスギです。スギを輪切りにすると、丸太の中心から年輪が重なっているのがわかります。中心に近づくにつれて色は赤くなり、外側が白いことがわかります。この赤い部分を「赤身」といい、白い部分を「白太」といいます。

赤身は、年輪の中心に近い部分を指すことから「心材」とも言われます。同様に、白太は外周部に近いところにあるため「辺材」とも呼ばれます。

 

木は、肥大成長といって、中心から外側に向かって太っていくように成長していきます。外側の辺材は成長の途上にあり、細胞が新しくてやわらかいので、水や空気をたくさん含みます。一方、内側の心材は成長を止めてどんどん硬く収縮していきます。樹脂をたくわえ、水や空気を通しにくくなります。成長とともに白太が赤身になり、骨のように樹木を支えていくように役割を変えていきます。

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