これからもいろんな産地を見ていきたい

私は、大工さんや建具やさんといった職人さんと話をするのが好きです。皆さん、とても木を愛していて、木を使いこなすことに誇りを持っています。こうした「木使い」文化を大切につないでいくためには、産地の表情を伝える役割も重要だなあと思っています。

以前はお客様をお連れして宮城県の栗駒まで行き、泊りがけで伐採体験をしたこともありました。実際に自分の家に使われる木がどのようにして生まれ育まれているのかを見て、感じることで、住まいへの愛着も変わってきますし、何より日本の林業を守り伝えることへの誇りを感じていただけるのではないかと思っています。

これまでお付き合いのある産地はもちろん、今後、全国のさまざまな産地と手を結びながら、なるべく直接足を運んできちんと話し合い、いい材をいい形で使って、日本の林業を後世に伝えていきたいと思います。

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