耐震の学びにも力を入れました

先日、横浜のマンションの大型マンションで、杭が地盤の支持層に届いていないことが発覚した「横浜マンション傾斜問題」。ちょうど10年前はいわゆる姉歯事件と呼ばれる「耐震偽装問題」が明らかになり、世間を震撼させた時期でもあります。
 私は一級建築士の資格取得後、耐震の勉強にも力を入れました。国や地方自治体が住宅の耐震診断に対して助成金を出すようになり、大丸建設も東京都木造住宅耐震診断登録事務所協議会の登録機関になるべく、耐震診断技術者の資格取得をしました。
 建築に携わる人間として、お客様の命を守るのは道義的な使命であり、耐震偽装などはあってはならないことです。建築士の資格などについて3年に1度の定期講習を受ける義務が生じたのも、根本的な対策というよりは、ある意味現場での倫理観を問い直すきっかけのような気もしています。

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