屋根が斜めなのはどうして!?

 住まいの絵を描く時、屋根はどんな形をしていますか?
 それが「木の家」であれば、大半は三角屋根ではないでしょうか。実際、大丸建設で建てる家のほとんどは、昔ながらの日本の三角屋根(切り妻屋根といいます)か、寄せ棟、片流れというように、必ず勾配がついています。屋根を斜めにすることで、雨水を流す働きがあります。
 マンションの場合は四角い箱のような絵が多いですね。鉄筋コンクリート造の住まいで三角屋根は、逆に珍しいものです。でも、見た目にはわからないだけで、実は排水のための水勾配はあります。だいたい50分の1くらいの傾斜です。こういった「陸(ろく=水平という意味)屋根」は、防水剤が使われています。
 木造の三角屋根では、防水シートに屋根材という組み合わせが多いです。屋根材には薄くて軽いガルバリウム鋼板や昔ながらの瓦、それからカラーベストなどを使います。

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