壁の内側と断熱材

 大丸建設のホームページ内では、木構造や壁の内部構造などをわかりやすくイラスト図解しています。
http://www.kk-daimaru.co.jp/tech.html
 壁は、柱と柱の間に間柱を立て、外側に透湿防水シートを張ります。シートの内側には断熱材を入れます。大丸建設が標準で使っているのは、サーモウールという羊毛断熱材です。空気をたっぷり含み、天然の吸放湿性があり、断熱性もとても高く、施工もしやすいです。化学物質の吸着性能も高く、空気清浄効果があります。
 また、お客様からご要望があった場合は、セルローズファイバーといって古新聞や古紙を綿状にして、重力による沈下を防ぐために麻を添加したリサイクル断熱材を使うこともあります。セルローズファイバーは断熱性の高さに加えて、防音効果が高いのが特徴です。
 間柱の間に断熱材を充填したら、室内側にプラスターボードを張ります。これは石膏を固めたボードで防火性能が高く、内壁材の下地としても使います。

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