上棟後はいよいよ細かい工事に入ります。

 基礎を打って、上棟したら、いよいよ工事が本格化します。まずは屋根工事から。野地板を張り、防水シートを貼り、板金や瓦工事で屋根を仕上げます。
 屋根がかかったら雨がかりも防げるので、まずは2階の足場をつくって、構造を強化する筋交いや間柱、金物の接合などをおこないます。
 防水シートを貼り、断熱材を入れるなどして、徐々に外回りをふさいでいって、サッシをはめ込みます。このころには中での作業もぐんとしやすくなります。電気やガス、水道などの設備工事が始まり、同時に内壁の下地材を張り、無垢材や左官材料での内装仕上げが始まります。外壁は「そとん壁」といって、シラス火山灰のモルタルで仕上げます。
 キッチンやユニットバスなどの設備を入れ、建具や襖を入れ、徐々に、家らしくなってきます。最後には左官屋さんが玄関土間の三和土(たたき)を仕上げ、上棟から3、4カ月で家が出来上がります。

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