人によって化学物質の許容量が異なる

どんな人が化学物質過敏症になるのでしょうか。これは人によってさまざまです。同じ家に住んでいても何も発症しない人もいれば、化学物質によって苦しむ人もいます。大切なのは、症状がある人に合わせて家族全員で対策をしていくことです。例えばアトピー性皮膚炎や何らかのアレルギー症状を持つ方、赤ちゃんがいる家庭は、なるべく化学物質が多いものを使わない方がいいと言えます。

人によって化学物質の許容範囲は異なりますが、一定の量を超えて化学物質を摂取すると、コップの水があふれ出るように何らかの症状を発症してしまうことがあります。小さな子がいる家庭で特に気をつける方がいいというのは、体が小さい赤ちゃんや子どもほど、コップの大きさが小さいと言えるからです。

一つ例を挙げるならば、花粉症です。それまでは何ともなかったのに、ある年を境に急に発症し、その後ずっと花粉症に苦しんでしまう、といった具合です。私も花粉症持ちですが、地方の山林では症状が出ないのに、東京に戻ってきた瞬間にくしゃみが止まらなくなってしまったことがあります。花粉だけではなく、東京の大気や車の排気ガスなど花粉が反応することによって、私に症状が出てしまっているのかもしれません。

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