(2) 照明計画を考えるときには、ホテルを参考に。

照明計画と聞いても、なかなかピンとこない方は、「ホテルの照明」をイメージすると、多様な照明があることに気づくのではないでしょうか。ホテルは小さな空間に多様な用途があります。バスルーム・サニタリールームでは身だしなみを整え、ベッドではくつろぎ、体を休め、デスクでは仕事をすることもあるかもしれません。部屋全体が煌々と明るいのではなく、それぞれの場に適切な配置で照明が置かれています。

部屋全体はやわらかな明かりのダウンライトであることが多く、ベッドの脇にはやわらかな灯りのスタンドライトや、足元を照らすフットライトが配されています。デスクには手元を明るく照らすスタンドライトがあり、くつろぎのソファー脇には壁に光を当ててやわらかく反射させるブラケットライトがあります。一方、お化粧や身だしなみを整えるサニタリールームは明るい昼白色のライトであることが多いですね。

このように、ホテルの照明をイメージしながら、ご自宅の照明計画を考えると、イメージしやすいのではないかと思います。

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