足元から温める床暖房

今年の11月は暖かい日が続きましたが、12月になると冬らしく、朝晩冷え込む日が出てきましたね。暖房が恋しくなる今月は、「床暖房」について特集します。

エアコンやガスストーブなど、温風式の暖房は設置コストが安く簡便に利用できるメリットがあります。しかし、温められた空気は上に上がる性質があるので、足元は冷えたまま……ということがあります。床暖房の場合、冷えやすい足元が温まるのが特徴で、室内全体の気温を上げなくても体感温度としては快適な住環境を得られます。

床暖房は大きく分けて2つの種類があります。一つは電気式です。電熱線ストーブを見たことがある人は、まさにあの電熱パイプが床下を通っているイメージで、設置コストも比較的安価におさえることができます。

もう一つは温水式の床暖房です。温水式は温水が通ったパイプを床全体に通すことで床を温めます。

ほかにも、基礎部分に蓄熱層を設ける土間式の床暖房や、地中熱ヒートポンプ(熱交換装置)といった、空気の熱を蓄える床暖房もありますが、まだ少数派です。

[図:㈱コロナのホームページより参照]

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