建築現場をスムーズに進めるために

大工さんが気持ちよく仕事をするためには、現場監督の手際よく、段取りをスムーズに仕事を進めることが大切です。材料の発注をスムーズにし、大工さんが現場で手を余らせないようにします。材料が届かず大工さんが現場で何もすることがない……という状況をつくらないようにします。

お客様と合意形成をしながら、ご要望に沿って進めるため、営業から適切に情報を聞き出し、大工さんに伝えていくのも現場監督の務めです。営業との連携がうまく進み、意思決定をスムーズで、気持ちよく現場が回っていく住まいは、いい家になりやすいです。

大工さんに対してもっとも気を使うポイントは、やり直しをさせないことです。大工さんは、つくったものに誇りと愛着があります。つくったものを壊すのはもっとも嫌なことで困ることでもあります。注文住宅の場合、お客様のご要望に合わせてつくるので、変更が当たり前なことは大工さんも承知済みですが、計画段階で変更するのと、すでにつくってから壊すのでは、気持ちのうえでも工期もコスト面でも、お客様、工務店、職人さんともに負担が大きいものです。

 

 

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