日本国内の新設住宅着工件数は2009年に大幅に減って以降、100万戸を超えることなく推移していますが、日本の総世帯数は増えています。昭和43年には約2532万世帯だったのが、平成15年には約4725万世帯に増えています。同じように、住宅総数については、昭和43年には2559万戸で、平成15年には5389万戸に増えています。1世帯あたり約1戸の住宅だったのが、世帯よりも住宅の戸数の方が多い状況になっています。
世帯数が増えているのは人口が増えているからではなく、核家族や単身世帯が増加しているからと言えます。人口減少時代にあっても、世帯数は増えていくと見込まれています。