世界が「木のぬくもり」に注目する

新国立競技場では国産木材の高度利用のみならず、日本の「和の意匠」「線の美」を世界に発信する素晴らしい機会であると思います。

技術提案書には「日本の伝統文化を、現代の技術によって、新しい形として表現」「日本の気候・風土・伝統を踏まえた木材利用」と書かれています。内装イメージは、「木に包まれるスタジアム」で、直線のトラスが中心に向かって包み込む内装は、世界に日本の直線美感じてもらえるに違いありません。トラスの木材には国産杉材とカラマツ材を利用します。外装の軒の庇は、木製の縦格子ユニットを採用。やわらかな陰影を作り出し、神宮外苑の森と調和した、またとないデザインになりそうです。

ちなみに、照明は「ぼんぼり」をイメージした和のあかりになるそうで、夜景時も和の趣がある、やわらかな光の演出が期待できそうです。

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