身近にある「木」という宝に焦点を当てる

日本の林業が持つポテンシャルを社会に示し、大きく話題になったのが2013年に発売された『里山資本主義 —日本経済は安心の原理』です。バイオマスの有効活用や大断面の集成材で世界に打って出る岡山県の銘建工業や、一方で身近な木屑を燃焼効率のよいエネルギーに変える「エコストーブ」の活用など、さまざまな木材の活用法を示していて、私たちの日本社会が「地元にある宝」に目を向けるきっかけづくりをしています。

大丸建設でも、建設現場から出た端材などを活用して、「土曜日の日曜大工講座」をスタートするなかで、人々のコミュニケーションを育んだり、子どもの力を引き出すなど、木の持つ可能性を感じています。大丸流の「里山資本主義」を考えてみたいなあ、と発想は広がります。

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