耐震診断スタート! まずは小屋裏に上ります。

 耐震診断のお問い合わせがあったお客様の家でまずは目視検査をし、実際に耐震診断を行うことが決まったら、日を改めて、診断を実施します。
 まずは、小屋裏に上ることからスタートします。小屋裏とは、上層階の天井と屋根の間の空間のことで、押し入れの天袋などから入ります。そこで、屋根の下地材の状況、雨漏りの状況、雲筋交い(小屋束が倒れることを防ぐために斜めに入った木材)の有無、羽子板や金物の状態、筋交いの状態等を確認します。
 その後、2階(上層階)の仕上げ材と下地材の状況をチェックします。具体的には、コンセントのボックスをはずし、下地材が2階の小屋梁まで届いているか、また素材が何であるかを調べます。素材は、石膏ボードよりもベニヤ板の方が耐力が高く、地震の揺れに耐える力が強くなります。下地材は、すなわち耐力壁のこと。2階も1階も全部屋確認をします。

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