稲城にできた英国風洋菓子店「パティスリー・ペインズウィック」

1月27日、稲城市内の住宅街に大丸建設が手がけた洋菓子店「パティスリー・ペインズウィック」が誕生しました。「コッツウォルズの宝石」と讃えられる英国の田舎町の教会を思わせる美しい建物は、連合設計社さんのデザインによるもので、お客様のイメージと要望を自然素材で形にしました。
 南面に大きく流れた勾配屋根と、そとん壁のスチロール仕上げの外壁、ウッドデッキでつないだ店舗とお客様用トイレ、随所に施されたアイアン、英国風の雰囲気を醸し出すランプなど、随所にこだわりを感じさせる佇まいです。
 ショーケースに並んだ美しい生菓子たちは、早い日だとお昼にはなくなってしまうほどの人気です。日持ちする焼き菓子は充実の量ですが、生菓子は「添加物を使わず、良質で新鮮な材料で、一人でつくり切れる量しかつくらない」と、オーナーパティシエの田中憲司さん。北海道さんの小麦粉とフレッシュクリーム、岩手は奥久慈の新鮮卵、デンマークのブッコムのチーズやバローナのチョコなど、世界中から選りすぐりの素材を取り寄せています。私もプリンをいただきましたが、卵黄のみを贅沢に使い牛乳ではなく生クリームでつくったプリンは、とても濃厚で口の中でとろっととろけて、こんなに美味しいプリンは初めて、というくらい感動しました。
 オーナーさんは一流のパティスリーやホテルでお菓子をつくっていたベテランで、満を持しての独立開業とのことです。オープンしてから何度かうかがいましたが、いつも長蛇の列で、その注目度の高さに驚きました。
 「パティスリー・ペインズウィック」。稲城市東長沼1610。ぜひ一度足を運んでみてください。

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