人を生かして人を殺さず。

少林寺拳法には、大きく二つの技法があります。

大きく分けると、「剛法」は突きと蹴り。「柔法」は関節技、投げ技、固め技です。

組手で練習するのが主で、戦うのではなく、演武が正確にできているのか、正確性、気合、速さを競い合います。

運用法というのは、防具をつけて相手と攻撃か守備かを決めて、審判が立っておこないます。

柔法は、テレビで刑事が腕を逆にとっておさえたり投げたりする護身術としてよく出てくるあのシーンを思い浮かべると、イメージがつくのではないでしょうか。

「勝たなくていい」=「負けなくていい」というのが少林寺拳法。「不殺活人」という言葉もあります。人を生かして人を殺さず。悪いことをした人であっても、殺してはいけない。人は生かして治していくものだという、愛に満ちあふれた少林寺拳法の精神がそこにあります。

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