適正なお金がまわり、みんながハッピーに

住まいの現場のお金周りは、1棟につき決まった予算でおこなっていきますが、工務店にとっては、実際は実利を削って「泣く」ことが多いので、工務店の利益率を上げるためには、ある程度の棟数が効率よく回っていくことが必要です。
 実際の話でいうと、いろんな現場が動けば、いろんなお金が動いてくるので、現場が多いほど、毎月の請求額が多くなってきます。人工と請求のタイミングを合わせていかないと、支払いが追いつかなくなってしまいます。お客様からの「入り」がコンスタントにないと、職人さんに払う「出」が出せなくなり、債務超過になると、工務店は倒産します。そうならないために、現場とお金の動きをきちんと合わせていかなければならないのです。
 もちろん企業努力は必要だが、あまりに厳しい予算の仕事だと、いい家づくりは難しくなってきます。予算があって初めて家づくりが始まるのです。
 私たちは、なるべくお客さまの希望に添えるよう、努力をしていきたいのですが、工務店としてきちんと存続できる形でなければ、企業として持続できません。お客様と信頼関係を結び、お金の面でもきちんと納得していただけるようにしなければなりません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です