
家づくりは、デザインや性能だけで完結するものではありません。どんな街に、どんな環境で、どんな暮らしを重ねていくのか。それを理解したうえで初めて、「その場所に合った家」になるのだと、私は考えています。
私たち大丸建設は、稲城市を拠点に、160年以上にわたって家づくりを続けてきました。
この街の気候、地形、風の通り、そして時代ごとに変わってきた暮らし方を、現場の積み重ねとして見てきました。同じ稲城市内でも、丘陵地と平地では家のつくり方は変わります。
また、街は少しずつ変化しています。開発が進み、利便性が高まる一方で、交通量や人の流れ、音の感じ方も変わっていく。そうした変化を前提に、「これから先の暮らし」を見据えた住まいを考えることが、地域に根ざした工務店の役割だと思っています。

家は、建てた瞬間が完成ではありません。10年後、20年後、子育ての時期、そして年を重ねたあとの暮らしまで含めて、本当の意味での“住まい”になります。その長い時間を想像しながら設計し、素材を選び、工事を進める。それは、地域を知らなければできない仕事です。
私たちが大切にしているのは、「お客様との顔が見える距離感」です。建てて終わりではなく、暮らしが続く限り、相談できる存在であること。困ったときに、「あそこに聞いてみよう」と思い出してもらえること。それが、地域工務店としての価値だと考えています。
