酷暑と建築現場_1 真夏の建築現場の環境

2024年の異常な暑さは、建築現場での作業環境を一層厳しいものにしました。大丸建設の建築現場でも、最高気温が40度近くになった日に上棟が行われたのですが、あまりの暑さに作業が進まず、本来ならば1日で終えるべき作業を2日かけて行う事態になりました。レッカー車を2日頼むことになり、猛暑が工期に影響を及ぼすことがある時代になったのだと痛感しました。

真夏の建築現場はこれまでも過酷な環境でしたが、特に史上最大の猛暑となった2023年、2024年を経て、職人の健康や安全、お客さまへの工期を考えても、これまで通りの暑さ対策ではままならない状況です。特に真夏の現場作業は今後、命に関わってくる可能性があるので、本当に現場を動かせるのか、また働く職人さんたちへの工賃の課題など、社会全体で考えていく必要があります。

実際に猛暑によって、建築現場にどのような負担や危険があるのかについて、まとめてみたいと思います。

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