住まいの水対策(5) 給水管トラブルは管の劣化が原因

配管トラブルは目に見えないところで起こることがほとんどです。住まいにおいて配管で見えるところは、蛇口とシャワーのホースくらいではないでしょうか。ほとんどは壁や床下におさまっていて、トラブルがあってもすぐに目には見えません。トラブルに気づいた時には、壁や床下が水浸し……と、大惨事になっていることが多いのです。

給水トラブルの場合は、配管自体の劣化によって起こる亀裂が原因と考えられます。例えば寒冷地ではよく起こることで、給水管に残っていた水が凍結して膨張して破裂、というのはよくあるトラブルの一つです。また鉄管が錆びて腐食してしまうことによる水漏れもあります。給水管のトラブルが見つかった場合は、応急措置としてタオルで配管まわりの亀裂を覆う、断熱材を巻きつけるなどの対策をして、修理事業者が到着するまでしのぎます。

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