家庭の消費エネルギーを半減するために

大丸建設では、兄である常務の安田博昭と私の二人で、野池政宏さんが主宰する「1985リノベ学校2014」に通っています。1985リノベとは、家庭の年間ベースの一次エネルギー消費量と電力消費量をそれぞれ半分にすること」を目標にしています。そのため、住まいの断熱性能を向上する断熱改修や、設備機器の更新、住まい方の提案を含め総合的に学習します。
 東日本大震災以降、節電への意識は向上したと考えられがちですが、野池さんのデータによると、2011年、2012年、2013年の消費電力量はほとんど変わっていないことがわかります。「真夏の節電呼びかけは何だったんだ……」と思いますが、確かに1年中で最も電力需要の高い「ピーク時」の消費量を下げることには成功しています。ただ、年間トータルで見ると削減量はわずかに過ぎませんでした。
 家庭の電力消費量を減らしていくには、普段の生活から変えていかなければ難しいと言えます。今月は私たちの学びをお伝えします。

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