窓の省エネ基準の等級は地域によって変わる

窓の省エネ基準の等級は、地域によって差があります。地域区分は北海道のような寒冷地から沖縄のように暑いところまで、1〜8まで区分されています。
 例えば、冬は寒く雪が降る東北地方と、比較的温暖な四国地方では、必要な断熱性能は変わってきます。同じサッシでも省エネの等級は地域によって異なってきます。
 具体的な数字を出すと、東京近郊は、「4A」「4B」という地域に入ります。熱損失係数で2.7という数値が基準です。省エネ基準を満足するためには、樹脂のフレームでペアガラス、空気層は12mm程度必要、ということになります。
 近年は夏場の暑さが深刻ですが、それでも断熱を考える時には寒さの方が基準になります。寒い地域の方が、基本的には省エネ等級は厳しくなります。ただし、近年では逆の傾向も見られるようになり、熱い夏の太陽の光をどう防ぐのかも重要な論点になっています。

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