基礎補強は結構大がかり

 耐震リフォームだけ単体で行うというケースは少なく、だいたいは間取りと内装も一緒に行うケースが多いです。例えば基礎まで含めたリフォームの場合、工期は1カ月以上。耐震診断をしていて、押入の下に土台がなくて、大引や根太をチェックしていくと、基礎がないようなケースも稀に見受けられます。その場合、間仕切り壁の下に広めに型枠を入れ、鉄筋を組んでコンクリートを流し込みます。一部の基礎補強なら100万円から300万円程度でできます。
 500万円以上かかるケースでは、1階の床をすべてはがし、一度土を出してから砕石を入れ、鉄筋を組み、コンクリートを打ちます。耐震強度の弱い基礎は布基礎であることが多く、ベタ基礎に変え(土間も一体打ちにする)、そこから土台を入れ、壁の補強をしていきます。

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