日頃の備えがあれば、安心して暮らすことができる。

震災後、大丸建設のOBのお客様の家はどうだったのか? 特にお客様から家にダメージがあったという連絡がなく、お客様の無事もわかり、安堵したのを覚えています。耐震診断のお問い合わせは幾つか入り、日頃の地震に備えていくことの大切さを感じました。
 お客様からご心配のご連絡があった時には、「私は震災時に現場で作業をしていましたが、地震の揺れは大きかったものの、家はびくともしませんでしたよ」とお伝えするくらいでした。木造住宅がどのように揺れを吸収し、地震に耐えていくのかを身を以て体験できました。きちんと造られた木造住宅は強い、ということを確信できました。
 地震への対策では、家具を固定する、吊り戸棚にストッパーをつけることなども有効だったようです。大地震では吊り戸棚が開いて中の食器などが落ちて割れる危険性がありますが、数名のお客様から「吊り戸棚の戸につけていたストッパーが地震の時にきちんと機能し、揺れによって食器などが落ちることがなかった」とお聞きしました。
 日頃からしっかり備えをしておけば、いざという時も慌てずに落ち着いて行動することができます。「備えあれば憂いなし」ということを実感しました。

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