寺社建築を想う-その1

今まで暮らしてきた部屋の近所には、いつもお寺や神社があったことに気づく。
そして、どこかへ出かけた時にもそれを目にする。
身近なものだったのね。
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香川県・金刀比羅宮
雨が良かった。さらに幸運なことに朝のお勤め時。
元々はお寺であったけれど、時代の政治的な力などにより神社となったという。歴史は複雑なのね。
主祭神—大物主命と崇徳天皇
そもそもは。
現在、書院で制作進行中の田窪恭治の襖絵の公開が目当てだった。
書院見学のチケット売り場で「田窪さんの襖絵を見にきました・・・」と言うと
受付の女性の目は点のようになり、「あら、昨日で終わりましたよ」と。
つくづく。『 I は詰めがあまい!』と言われた自分を認める時。ナミダ。
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諦めて、タイル絵を拝見
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床に敷き詰められたピンコロ
一般的にピンコロというと御影石の90*90*90を指す。
一目見て良いと感じたこのピンコロはどうやらスチール製であった。
(いつか使ってみたいな)と心の中で言ってみたけれど・・・一つ2,800円でお土産用に販売されていた。
ということはですねー、1㎡単価で・・・280,000円・・・まあ、そのままではないにしてもね
そして、思わぬ幸運!
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奥へ歩いてゆくと、まあ、素敵な建物ではないですか。
木造の小屋組を鉄骨造の軸組みが支えている。緑黛殿。
設計者:鈴木了ニ
第18回村野藤吾賞受賞
処変わり
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足の裏がこそばゆくなりそうな景色の場所にある
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御日碕神社
出雲の神様の親元だということ・・・神話の世界まで遡る歴史がある。と聞いた。
屋根は入母屋造。住吉造り?と思ったがちょっと違うのかな。
神社建築の様式としては大社造、神明造、春日造・・・建築士試験の知識しかないのだった・・・

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