大きいお家でも小さいお家でも、吹き抜けがあると空間の広がりを感じられて、より広く感じられます。
初めにご紹介するのは、大黒柱のあるお家です。
木目と白壁が美しいリビングルーム。こちらの家の構造材は和歌山県の山長商店の材木です。すべて樹齢60年以上の樹です。
二階からの写真です。全長7メートルの桧の丸太材が和歌山の森から運ばれてきました。1階から小屋までそびえ立つ大黒柱です。見上げると圧巻。
次は、玄関ホールの吹き抜けです。
玄関ドアを開けると、二階の窓から明るい光が優しくさします。
続いて、階段ホールの吹き抜け。
2階は天井を張らずに小屋裏まで吹き抜けています。小屋組みが見渡せる大空間です。ファンで天井に上がった空気を下に下ろします。
こちらも階段吹き抜けです。真壁仕様(構造の柱を現わしにする工法)なので1階と2階の間の梁(窓の下に見える横架材)も見えています。
そして、2階は天井を張らずに小屋組みを見せています。垂木(屋根を乗せるための材木)が見えていますがこれは化粧材です。この上に断熱材が乗り、さらにまた垂木を組んで屋根下地を敷くので二重の構造になっています。
最後は、薪ストーブの階でもご紹介しましたが、吹き抜けの一階と二階でお子さん達が遊ぶお家です。
吹抜けの中央を通る渡り廊下、ここを通ってベランダに出られます。2階ホールは子供たちが遊んだり、洗濯物を干したりと多目的なスペースです。将来は間仕切りして子供部屋になる予定です。