裁ち台が美しい杢目の座卓に変身

この座卓の前身は、施主のお母様の使っていた和裁の裁ち台でした。
s-座卓
解体前の旧家屋で撮った写真です。
お母様の形見なので、新居のどこかに使いたいとのことでした。
s-裁ち台1
樹種は「桜」
ずっしりと重量感があり思い出の染み込んだ分厚い無垢板です。
待ち針の跡がたくさん付いていました。
s-裁ち台
玄関のカウンター?ベンチ?などお打ち合わせの末
結局、間取り的にうまく活かせるところがなかったので、
座卓に生まれ変わることになりました。
製作は府中にある時代箪笥やアンティーク家具を修理して売っている店に頼みました。
長い板を半分に切って剥ぎ合わせてあります。
削ったら美しい杢目が現れました。
s-座卓 (1)
脚はスチール製です。
s-座卓 (2)
こちらを製作した家具職人さんが
施主が元々持っていた船ダンスを作った職人さんと関係があったりと、
後日談にも花が咲きました。
家具を作った工房はこちらです
可ナル舎

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