水栓を考える

2年半ほど前に改修工事をさせていただいたお客様より、浴室の水栓からすこーしづつ水が
落ちてくると電話があった。
既存の浴室は在来工法であったが、改修の際はユニットバスに変更し、メーカーショールーム
にて各種オプションなど仕様を決めていった。
洗面器にためるための水栓ひとつとシャワーのどちらかへ水やお湯がでるもので、サーモスタット
で温度調節機能付き。
ハンドルは温度調整用とシャワーか水栓のどちらへ出すかを調整する二つがついている。
水栓の水漏れなどは、水栓内にある「コマ」という部品や「パッキン」の交換などで
たいていは解決するが、ユニットバスに組み込まれた水栓は特殊な設計になっており
設備職人さんにお願いしても直すことが難しい場合がる。そんなときはメーカーの
メンテナンスに修理依頼をしなければならない。
・・・なんとも歯がゆい。
いろいろなものが便利になってきているが、何かがあると不便が生じることも感じる。
今回はハンドルを分解しただけで、何がどうにかなっているという原因の発見は出来なかったが
何故か水の滴りはなくなり、もう少し様子を見ていただくことにした。
しかし、このような機会はお客様のお宅へ伺える良い機会である。
久しぶりにお会いしてお話する時間も楽しかったり・・・
今回はキッチンについて「使って2年経ての感想」も伺えた。
当初は良いと思われたことが、使い方によっては不都合になることもある。ということも。
お客様の使い勝手すべてを把握することが出来ないなら、判断材料を充分に提供することが
私共の仕事だと、改めて責任を感じるのだった。
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乗り継ぎ駅の構内で素敵なものを発見!
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小学生の作品
すばらしいものがたくさん[emoji:e-51]

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