懺悔室だより

小さなことから大きなことまでいつもお声掛けくださるお客様より
勝手口の引き違い戸を交換したいと連絡を頂いた。
昨年の12月の初旬のこと。
鍵の状態が悪くなり、何度かメンテナンスをしてきたがそろそろ
取替たいということだった。
Ⅰはこの工事で慣れからくるミスをした。
現場採寸し、メーカー商品を数点選び、どれにしましょうか~?と相談し、
発注同時に納品日の連絡をしてくれるよう納材屋さんへ依頼したが
数日経っても納品日の連絡はこない。
おかしいなぁ。と思いつつもさらに数日。
現状の開口寸法に合わせて寸法調整等があるため納品は年明けになると。
お客様へ報告すると、本当は年内に取り替えたかったとのこと・・・
1.お客様の「時間」についてのご要望を汲み取る作業をしていない
2.納品時間についての検討をしてからご提案していない
という初歩的なことを怠っていた。なんてこともないでしょう?という慣れた姿勢はいけない。
ああ、反省。
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既存の勝手口(玄関ではございません)
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既存の建具周囲三方にカッターを入れて撤去後新しい建具を取付、周囲を補修
撤去、取付は半日仕事でも補修に時間は掛かる
最終的には性能も雰囲気も良い建具になったことをお客様は喜んでくださった。
が、初心忘れるべからずである。
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Y大工「まあ、お茶でも飲んでくださいよ」
    Ⅰ「恐縮です」
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侘助の葉が輝く庭

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