家守り(いえもり)
多摩に根ざして150年。その重み。
天才大工と誉れ高い、初代・石黒善太郎。
宮大工として建築業に関わるようになったのが、明治初期を伝わっています。大正時代には、藤堂伯爵邸や飛鳥文吉邸などの高級和風建築に携わり、存分にその腕を振るった2代目。会社の礎を築いた3代目…と歴史が伝わり。現社長で5代目の大丸建設。6代目も安泰。「未来に伝えたい日本の住まい」を地域のお客様の暮らしとともに、着実に次代へバトンタッチしていきます。
当社は、社歴も長ければ、職人さんとの付き合いも大変長いのが自慢です。義理人情に厚い、江戸っ子気質がどこかに感じられる、粋な職人さんたちが多くいます。「20年前に建てたあの家のお客さんが、ちょっと直して欲しいと言っている」と話すと、「ああ、あの家ね」と言ってすぐに対応してくれます。20年前に手掛けた家のことを克明に覚えているのです。
3代目社長の時に大工修行をしていた若者が、今では大丸を支える立派な職人に成長しています。そして今また若い大工たちが育っています。
当社事務所には、棟梁の作った「継ぎ手」の見本があります。現場の見学会では、立派に組まれた柱や梁に大工の力量をお確かめください。建具屋さんの細やかな技、左官屋さんの鏝さばき、実際の住宅で高度な匠の技をご覧ください。
地域の家守りとして、地域に根ざして150年。その家のことを、建てたお施主様の次に知っているのは私たち工務店と職人です。建てた人が一番わかっています。100年持つ家を造ったのだから、100年後もお施主様の家や暮らしを守り続けたい。いつまでも誠実で真摯に対応したい、これが大丸建設の変わらない信条です。
ご自分でつくりあげた自慢の家に、末永く住み続けていただくために。
住まいは完成してからが本当のお付き合いの始まりです。
家は建てておしまいではありません。完成して鍵をお渡ししてからの方が、ずっとずっと長いお付き合いとなります。家を建てるには、お打ち合わせから完成・お引き渡しまで、だいたい1年くらい。長いケースでは3年くらいかかる場合もあります。
でも建ててからその家で皆さんが暮らすのは、30年、50年?…
当社が造る家は100年は持つ家です。それに暮らし始めてからの方が、気になることが出てくるものです。そんな時に、家を建てた私たちを思い出してください。
いい家は100年経っても住むことができます。その間、家は少しずつ手を加え、メンテナンスをしてあげなければなりません。生活をしていくうえで、トイレが詰まったり、雨樋が壊れたり、畳の表替えなどお困りになることもあるかと思います。
大丸建設ではどんな些細なことでも、ご連絡をいただいたらすぐにご対応しております。それは「家が建ってからが本当のお付き合いの始まり」であると考えているからです。
私たちはこれからも、この街の頼れる“住まいの主治医”として、皆さまの「住まいの困った」を解決いたします。