木造は地震に弱い、は間違い。
多摩に根ざして150年。大丸建設はもともと、高級和風建築を得意とした宮大工の家系です。職人との関わりが深く、伝統的な和風建築ならお手の物です。格調と品格を兼ね備えた和室。お茶室や床の間などの設計もお任せください。落ち着いた年代の方々が求める品、趣。多様なご要望にも対応させていただきます。
木が見える安心感。在来構法の良さ。
昔の職人たちは、金物を使わずに木と木を組み合わせることで家を建てていました。当社では昔ながらの伝統構法の技術を現代に応用した、在来軸組構法で家を建てています。
決まり切ったモジュールを組み立てるのではなく、一つ一つが手仕事です。大工自らが鉋をかけ柱や梁の寸法を微調整します。在来構法の家は、決まったピッチで柱や梁が通っています。軸組なのでそのピッチの範囲内で自由に間取りを変更出来るのです。
木造は地震に弱い、は間違い。
大丸建設の家づくりはお客様のイメージする住まいをプラン、ご予算をもとに設計を進める完全自由設計の注文住宅です。
東京は地震の多い地域です。今から30年以内にマグニチュード7以上の地震が70%以上の確率で起きることが予想されています。木造住宅は地震に弱いと思われがちです。木は鉄骨やRCと比べると軽くて柔らかいという特性があります。つまり家全体でしなやかに地震の揺れを受け止めて、粘り強く地震に耐えるのです。木造住宅では、中小の地震に耐えられるだけの素材の強さを確保し、大地震の際は変形やめり込みが出ても家全体は崩さないような建て方をしています。
例えば壁素材だけを強くすると、大きな地震では骨組みだけが砕けてしまうことがあり、壁に押しつぶされるという危険があります。開口部が多くて壁が少ない部屋では、その部屋だけが潰れてしまうということがあります。壁の量と柱・梁の配置バランスをしっかりすることがポイントです。
阪神淡路大震災で倒れた家は、ほとんどが安普請で、構造体が華箸でした。中越地震は、地震の規模から考えると被害は比較的少なくて済みました。豪雪地帯であることから、雪の重みに耐えられるようしっかりとした骨組みの家が多かったから、と言われています。
当社は都から「東京都木造耐震診断士」の認定を受けるほか、東京都のボランティア、建築物の応急危険度判定士の資格を持ったスタッフが、防災のアドバイスも行います。私たちは、見た目より何よりも、お客さまの「命を守る」家を提供したいと考えています。
赤ちゃんでも安心して暮らせる吟味した素材を使用します。
「住まい手にとって安心な場所」をつくりたい。
その想いから、シックハウス問題に早くから対応し、有害化学物質を含む素材を極力使用しない家づくりに取り組んでいます。木材は一切化学処理をしない無垢材を紀州(山長商店)、燻煙乾燥材を宮城(栗駒木材)から産直のもの。壁には吸放湿性のある素材、そして床に塗るワックスはなめても心配のないものを取り寄せるなど、あらゆる素材の吟味をおこたりません。建材、素材に含まれているものは必ず内容を提示し、お客様にご了解のうえ、使用しています。
初代宮大工から受け継ぐ匠の技を活かします。
大丸建設は“多摩”の地に根ざして150年…
明治の天才宮大工といわれた石黒善太郎を初代とし、匠の技を受け継ぎながら現在5代目となりました。私たちは昔ながらの在来軸組構法を基本としています。それは、3代目が関東大震災を経験した際、大丸建設の建てた住宅は一軒も倒壊することがなかったため、受け継がれた構法の耐震性を確信したからです。しかし、それに甘んじることがなく、現在もなお風雨や地震に強い構造の研究は日々続けております。
お客様の安心を大丸は忘れることはありません。