ここのところ縁があって日本の伝統芸能の側面に触れる機会がある
そこで登場するのが「稽古」という言葉
「・・・全てが稽古ですよ」
「稽古しかありませんね」
日々の仕事においての稽古というのは何か?
・・・毎日が本番であるとも言える中に必要な稽古とは何をすべきか?
わからん
良く言われるのは、良い建築空間を見に行く体験するとか、旅に出て日常にない
景色や人に触れるとか。
いろいろな勉強会にでて技術や情報を得ることか
・・・勉強は大切だな。
でも、ピンとこない。
「稽古」とは肉体的にも精神的にも追い詰められるものでもある。
今、思いつくことは日々の仕事に向かう姿勢を謙虚に。かしら。
若手演奏家の会「勢会」
自分たちの演奏会を手を抜かずに続けている
「さらば勘九郎」小松成美
時々鳥肌がたったり、どきどきしたり、鼻の奥がキューンとしたり・・・秀逸
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逃避的
引越しの日のひとこと
立冬
今日のひとこと
「生き返ってきました」
改修工事をさせていただいたお客様の言葉
わが社が20数年前に手がけた家の方よりお電話を頂戴した
顧客リストはお父様のお名前だが、お電話を下さったのお嬢様
事情により本来のキッチンのとなりにも調理できるスペースを設けたが
もう必要ないので撤去したいとのこと
「お安いご用です!」
最初に伺った際に
1.今月中にやりたい(10月)
2.予算もそんなにないけれども仕上げもしてほしい(詳細な項目での見積がほしい)
とのこと
さくさくとお見積もりをご提出し、さくさくと結論をだしていただき
「ヘンなことにはしませんので仕上げの色関係は任せてくださいますか?」
(ヘンにすることが難しい)
「はい」
床:既存床に増し張り
壁・天井:ビニルクロス張替
ということでさくさく着工さくさく完了
工務店の改修工事は決まりがなかったり何々コースとかもないので面倒だ
とお考えの方もいらっしゃるが、ご要望がはっきりしていればスピードも
上げられるもの
たいそうな打ち合わせやあれやこれやとこだわった工事でなくても
ちょっとしたことで家は生き返るということだろう
うれしいひとことを頂戴した
Kさま
しばらくは海外でのお暮らしになるかと存じますが、ご帰国を待っている
お家がございます。どうぞお気をつけて!
改修工事中にみつかったスズメ蜂の巣
蜂の巣リフォーム計画中・・・うそです
焼き芋
またしても
目は
口ほどにものを言う
武蔵中原の現場への途中にたわわに実ったみかんの木
ちょうど新築工事もされているので立ち止まって見ていたⅠ
品のある奥様
「・・・今日、初めてとるので美味しいかどうかわからないのですが、良かったらどうぞ~」
Ⅰ「・・・見事なみかんですねぇ。ありがとうございます」
うれしい
みかんを見つめるアツイ視線を受け取ってくださったのだろう
・・・もしかしたら口からよだれがたれていたのかもしれないが・・・
新築工事を担当させていただいた家にペレットストーブを設置するためのコンセントや
あれやこれやの工事の立会い
宮崎板金さんにも登場願ったのでちょっとお話を
Ⅰ 「猪方の家の雨戸戸袋の笠木の納まりは誰が決めたのですか?」
(きれいだけれども手間がかかる納まり)
宮崎 「やったのはぜんだけど、おれが言ったんだよぉ。たまには板金屋らしい納まりで仕事して
みろってさぁ。あれ銅板だったらもっと楽にできるんけど、ガルバだろぅ、大変なんだぁ」
”ぜん”とは息子さんで、現場はほとんど息子さんが仕事している。
はい。存じていました。
いつも仕事の下見とその後の様子をぜんさんが居ないときにちゃんとチェックしていますよね。
わが社が手がけさせていただく家の7割方はガルバリウム鋼板の屋根
屋根はたいせつだ
景色をつくる!
個人の家でもその街に対する礼儀というものがあると思う
礼儀ある家の佇まいを決めるのは屋根と言っても過言ではないのではないだろうか
雨戸
個人的に雨戸にはなじみがない
設計当初から設定することがなく、お客様のリクエストがあっはじめて設置することになる
ことがほとんど
戸袋は難しい
外壁の一部に栗駒木材の木酢ウッドを張らせていただいた
戸袋も木酢ウッドにしよう!というⅠの言葉
でも・・・濃い色はポイントとしてあったほうが良いから他はアルミ色のまま!
という施主の奥様の言葉によりすっきり
清水大工と宮崎板金の仕事は気持ちよく納まっている
この部分については詳細図面は書いていない
こういうところを当たり前の仕事としてやってくれる職人の有難さ
時間を経た欄間と新しい襖