城について考える

日本の城郭については知識も興味もなかった。
しかし、どこかへ出かけるとかなりの確立でお城に出会う。
一部であったとしても創建当時の木造の場合もあれば、何故か鉄筋コンクリート造のものもある。
お堀や石垣など大きな土木工事を計画した人は、どのような立場であったのか。
たとえば士農工商の時代の大工たちは社会的にどのような立場であったのか、技術の継承はどのように
なされていたのかなど、深い世界がそこにはある。
・・・と、偉そうに記してみたけれど。深い世界に足を踏み入れてはいない。
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擬築城建築かな — 広島県尾道市
※擬築城建築というカテゴリーも言葉も存在しません
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二条城?・・・ではございません。
備後国福山城
様々な歴史的背景を抱えての姿。歴史を知らずに石積みを見たときは、少々?であったけれども・・・
時代的な石積み技術に思いを馳せる。
そうそう、雨の後のせいかとても良い香りのフィトンチッド効果ありの公園・・・楠かな。
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松江城  石積みも綺麗でした。
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会津城は鉄筋コンクリート造
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東京で暮らしている身には江戸城が身近。
田安門の石垣は四角い石を積んでいる。

あめふりくまのこ

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おやまにあめがふりました。
あとからあとからふってきて、ちょろちょろおがわができました。
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いたずらくまのこかけてきて、そうっとのぞいてみてました。
さかながいるかとみてました。
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なかなかやまないあめでした。
かさでもかぶってみましょうと、あたまにはっぱをのせました。
— コマクサ幼稚園チューリップさんの保育室 —
来週あたりからは梅雨かな・・・

照明計画

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照明器具メーカーの営業担当者よりお声掛け頂いていた新商品発表会と
「今さら人に聞けない照明計画」「LED照明計画」セミナーに参加
新商品はLEDの照明器具をメインにブースがつくられていた。
-チェックポイント-
・LED照明は機種によりちらつきの多いものがある → 時には体調不良をもたらす
・電気用品安全法のしばりを受けていない → 安全な商品を選ぶこと 
・LED照明でも配光パターンの違いを使い分けることが出来る
セミナーでは電球や蛍光灯との違い、さらに型による違い、場所による違いなどをシュミレーション
を交えながらのレクチャーで、大変に有意義な時間を過ごすことができた。
・・・日々の業務の確認と新しい情報を入手するためにも、このような時間は必要ですねー[emoji:e-2]
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ぐるっと富士山-4

樹木限界はやっと春の到来
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カラマツbaby
針状の葉の集まりは直径6mmほど
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御中道
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初雪?
・・・ではございませんよー
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かわいい小屋
材料をここまで運ぶだけでも大仕事!
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山頂は新雪

東京の田園地帯を行く

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四角い瞳が
「ここから先にゆくと落っこちるよ」と言っていた
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商店街は・・・
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どこですか?
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芋の花が咲いていた
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お茶ですか?
東京にお茶畑があるということを知らなかった。
この景色が残ることがこの街の宝になるのではないかなあ。
しかし。やはり。
ちょっと先へ行くと宅地開発が進行中。

馴染んでくるもの

新しい家でも一週間ほどで、住む人に馴染んでくるものがある。
バルコニーの洗濯物は、ずっと前からあった景色のように気持ち良さげであるし、
ちょっとした隙間にある小物に、ふーっと息が抜ける。
「まだ落ち着いていないんですけど・・・」と仰る表情には、ちゃんと落ち着きがあることを
お気づきではないのかもしれない。わたしたちの家。
そんな雰囲気。
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ご主人の生まれた日に、おじいさまが買ってくれた時計。
お孫さんが生まれたら
『・・・おじいーさんがー♪生まれた朝にー♪やぁってーきた時計さー♪』
と歌われるのだろうなあ
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ベビーガードには「木の鍵」(奥様の命名)がついて、若旦那の力で開けることはできなくなりました。
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嬉しくて手がふるえていたようです。

建築家と社会

伊藤豊雄さん講演会-その2-
独立後はじめての公共建築設計である、八代市立博物館未来の森ミュージアムのオープニングの時、
芝生の上を多くの人が歩いている風景を見て、涙がでるほど嬉しかったと仰っていた。
仙台メディアテークのプレオープンの時も同じように感激したと。
このお話の中で「やっと社会に組み込まれたと感じた」という表現をされていた。
自分の手がけた公共建築物の中で、人々が生き生きと動いている様子を見た時、建築家として
社会の役に立っているということを実感されたのだろう。
その気持ちを率直に言葉に出来ること自体も素敵だ。
クリエイティブな仕事をしている人は『社会からはみ出る』ことで、強い印象を与え、注目されるイメージを
創っているとも思う。
伊藤豊雄さんご自身もある意味で『はみ出る』アイディアを試行錯誤しつつ、自分たちの建築を創ってきた
ことだろう。『はみ出た』建築だからこそ『組み込まれる』ことに喜びを感じたのではないだろうか。
社会のなかで建築が果たすべき役割を見据えて、自分たちの目指すもの創る。俯瞰できること。
それにしても。
プロフィールにある年齢とはとても思えぬ若々しさ!
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ぐりんぐりんに行ってみたいな。

音楽と建築

伊藤豊雄さんの講演会
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■建築をつくるときは場所を決めることからはじまる
「・・・現代では難しいですが」と仰っていたが、いえいえ。
数年前に伺ったお話では、TOD’S表参道ビルは街路樹の欅から浮かんだエレベーション
から、構造も決めていったとのことだった。
偉大な建築家も発想の源は以外と単純なのですねえ。ま、それを技術的に物理的に建築として
成立させられるかどうか!が偉大さなのですよねえ・・・という印象だった。
一般の方も多く参加されていた今回の質疑応答の時間に、音楽の仕事をされている方から
「影響をうけた音楽家はいますか?また創作のイメージに繋がる音楽はありますか?」
という質問に
「良くカラオケで演歌を・・・まあ、コミュニケーション手段ですか。
武満徹さんの音楽と文章には、実は大きな影響を受けています」

このお話を聞いて、ストンと腑に落ちるものを感じた。
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お蕎麦屋さんのご主人「今日も暑いねえ」
Ⅰ「そうですねえ」
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と挨拶しながら見せていただいた蓮

『拝啓 父上様』

ちょっと前、『拝啓父上様』というTVドラマのロケが神楽坂を中心にあった。
近所の美容室に行くと、
「あのシーンのロケにちょうど出くわして・・・二宮くんは美しいかったよ」とか。
話題になっていたことを思い出す。
 前略 父上様
 ごく稀にですが、私は自分がどこの地方出身なのか、性別もわからないような人に
 なることがあります。
 「・・・んどりゃあー。なめんとんのかぁー」
 と口走ってしまいます。
 でも、それは冷静に電話でお話をした後のことですから大丈夫です。
 相手の方に直接そんなことは、まだ、申しません。
 しかし、事務所の中で私の半径2m以内から人は居なくなってしまいますけど。
 こんな人間になってしまった私をどうかお許しください。
 ・・・最近はお詫びすることばかりですね。
 またお便りします。 ゆ

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