建具いれてます

清水が丘の家
仕上げの詰めにつき各種の工事職が入っている。
・外ではフェンス工事
・外と中の間では、みっちゃんが土間の洗い出し仕上げ第一段階
・中と外の間では、大棟梁がバルコニー工事他
・中では川合建具さんが建具吊り込み中
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バルコニー手摺。もうすぐ完成。
側面は手摺なし・・・ってことはないな。
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川合さんは金物組込と吊り込み。
建具は宮城県栗駒の杉を栗駒の建具屋さんに板目で使ってもらった。
これ、図面と電話のやり取りだけで造ってもらっている為、はじめてのパターンの場合
は納品までの時間どきどきする・・・ことはないように、考えている。(と言い切ってみた)
同じ産地の杉材でもその使い方、造り方により、色々なテイストになる。
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建具職人の手

さようなら飛雄馬くん

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上棟時の寸志金をためていた預金通帳
「実在しない方の預金者名ではお取り扱い兼ねます」というようなお言葉を頂いたということで・・・
さようなら飛雄馬くん

ぐるっと富士山-3

富士山の地層はほとんどが火山灰であるために、雨や雪はほとんどが地下に浸透する。
その浸透した水は地下の大きな水槽(ガラスの四角いのじゃないですよ)に溜まっているという。
地下水層からの湧水はミネラル豊富な美味しいお水
この湧水は一時、工場廃水などにより汚染された過去をもつが、市民の根気強い活動で再生された。
ナショナルトラストという方法で今も管理されている。
そして柿田川となり駿河湾に流れ込む。
柿田川が清流となってから、駿河湾でとれる桜えびの漁獲量が増えたという。
豊かな山が豊かな海を育み、命を育む!
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ポコポコと(音はしません)湧き出る泉
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思わず手を合わせたくなる(実際に手を合わせました)
いいものを見せていただいた。
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高野邸
内部に見えるのは一枚板の框戸
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のんびりのんびり。
富士山を眺め、芝桜の香りをききながら歩く。

普通でかわいい

清水が丘の家
姿を現した家をご覧になった施主の言葉は
「普通でかわいい~」
うれしい。
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足場ばれました

「今日は足場がばれる日だったよなあ~」と確認のために夕方現場を訪れる。
すると。
誰も居ないはずの現場に白いトラックの姿と、”コンコン”と金物を打つ音が聞こえてきた。
「誰だ?」と急ぐと。
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みっちゃんが基礎のモルタル仕上げ下地を整えていた。
O「今日はY大工の現場に行ってたんだけど、ちょっと様子を見てこうと思って来たんだぁ」
Ⅰ「それはそれは、気を利かせて下さって・・・ありがとうございます」
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I 「給湯器は昨日設置しちゃったので、大丈夫かな・・・基礎ブロックから動くかな?」
O「・・・あ、動きそうだよ。大丈夫」
足場がとれて現れた、ザ・スタンダードな家の姿を二人で眺めながら
I 「・・・これでよかった?」(と、かるーく聞いてみる)
O「・・・うーん。いいでしょ」
I 「なんということもない外観だけど、素材は間違いないしね・・・時間が経ったときに判りますよね」
O「そうだよ!昔からね、掻き落しの壁は古くなるほど良くなってくるって言われてるんだよ!
  それにね、ここは中が良いよ、他ではなかな出来ないよ」
I 「ですよねえー。外からはわからないけど・・・」
現れた姿を見ながら、「ここは何故こうしたんだっけ?」とか思うことがある。
図面はすべて自分で描いている故、自分が描きそうもない部分があると、はて、何故だろう?
思い出してみると、そうしなければならない理由があったりする。
”そうであればもっとこう出来なかったのか?”とか、今だから至る考えも浮かんでくる。
といいつつも、諸々の条件をクリアすべく、出来る中ではきっとベスト!
(と断言しなければ、施主に申し訳がないだろう。というこでもある。)
施主とお話しながら、その人たちの日常をイメージし、朝起きるとき、ご飯を食べるとき、
その時々を過ごす空間はどういう感じ?と・・・

スーパーマン

現在は給湯器も色々なシステム、多種の機能をそろえたものを選ぶことが出来る。
オール電化にするならば、やはり空気中の熱も頂いて熱源にするエコキュートだろう。
ガスでの調理にこだわりがある方はエコウィルか。
エコウィルはガスエンジンで発電し、その電気も使い、発電時の熱をお湯にするという仕組み。
ガスコージェネレーションシステムの家庭向け。
20年程前はホテルなどに計画されたいた記憶がある。当時の開発の先端であった大阪ガスのビルは省エネビルと
して建築雑誌等で取り上げられ、開発にあたっての色々なお話もあった。
そんな研究開発のお陰で、現在の家庭向けの機器も製品化されてきたということだ。
しかし。ガスを採用する場合は必ずしもエコウィルにはならないのが、わが社の場合。
初期投資をどこで、償却できるか?とかとか・・・
多くは一般のガス給湯器が採用される場合が多い。
ガス給湯器も、高効率化されてきているのでその選択が多くなるのかな?と考えている今日現在。
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現場では給湯器の取付
向かって右側の人物をⅠはスーパーマンと呼んでいる。本当の名前は山内さん。
給排水設備関係、さらにはカーテンレールや、サッシュ関係、出来ないことは恐らく大工仕事だけだろう。
山内「福田さんー。電気の資格ってとるの大変ですよねえ。あの計算なんて・・・難しくて」
福田「・・・そんなのあったっけ?いやあ、俺は指が外れてよー、いたいんだよー」
山内「・・・」
山内「Ⅰさん、給湯器の位置ですけど・・・いいですか?」
Ⅰ「・・・いいです。でも、足場撤去の時が心配だなあ」
山内「そうですよね。どうします?・・・基礎立ち上がりは左官しないのですか?」
Ⅰ「左官やります」
山内「太田さん手を入れてくれるかなあ・・・」
と他の職方の仕事にも気を使ってくれる。
このように、現場は各職人たちの協力があって、やっと出来上がってゆくのだった。
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大棟梁
「足場取れたら、大変なんだよ。だから先にやっとくよ」と。
こちらから連絡せずとも先をみて現場にやってきてくれる。頭がさがる。

サラリーマン

宮沢賢治は建築用壁材の営業をしていた。
ということをTVに教えてもらった。
サラリーマン。
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雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ 夏ノアツサニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシズカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ陰ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイゝトイヒ
北ニケンクワヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

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東京にんにく

帰宅途中の道でお蕎麦やさんのご主人と目があった。
ご主人「あ!もう帰り?」
Ⅰ「・・・終わりましたねえ」(藤棚をみながら)
ご主人「!!!まだ、まだ!こっち、こっち」(と、やや奥まったほうへ)
Ⅰ「おお!黄色ですか」
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黄色くなるとイメージが変わる藤の花
時々、会社のある稲城駅前のスーパーkeioで地元の新鮮な野菜を求める。
そこではじめて発見したものが
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『東京にんにく—東京都稲城産』
「茎は刻んでつかえます」と
ではでは、早速にと刻んでみると、かなーり、強烈なニオイのもので・・・
そんな東京都稲城市にある大丸建設

「わぁ!きれいっ!」

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木製のフレームに羽目板と石膏ボードで下地をつくり、接着材をのせ
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タイルを並べ、周囲を養生
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目地を詰めたら出来上がり
外出先から戻った社長が、タイルの並んだ状態を見ての言葉が
「わぁ!きれいっ!」
かわいい。

ぜんさん登場

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今回は天候不順のために外壁工事が遅れに遅れ、引渡し前のこの頃になっても
現場には足場がある。
今日の足場ではぜんさんが雨樋を取り付けていた。
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宮崎板金さんの息子さん
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休日はおともだちと秋葉原に出かけることが多い・・・とはお父様から聞きました
休憩時間に
Ⅰ「ぜんさん!たまには中も見てくださいよー」
ぜん「えー。そうですかあ・・・(あんまり興味ないけど)」
Ⅰ「ここは2階にLDKを持ってきて・・・○▲×○■・でね、○××△・・・」
ぜん「・・・へえ。・・・ふうーん。いいですね!お値段は?」
Ⅰ「いやあ。ぜんさんが新築する場合は勉強させて頂きますよ!(・・・でも私は勉強出来ないの。はっはっはー)」
と、おしゃべりだけは調子良い。
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玄関収納
建具はまだ出来上がっていない・・・しかし、微妙に図面と違う。
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土佐和紙はミミ付のまま重ね貼
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洗面脱衣室のミラー
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フレームは建具枠と同じ杉材で大棟梁に造ってもらったもの
「とめで」と言わずとも考えてくださった模様・・・ありがとうございまっす。