第3回土曜日の日曜大工講座

こんにちは。

第3回土曜日の日曜大工講座(ダストボックス)を記事にしていただきました。

3回目にしてやっと天気に恵まれ(恵まれすぎ?)広々と出来ました。

参加いただきました皆さんの笑顔がとても素敵です。

ダストボックス

次回は7月8日(土)に行います。

http://morinooto.jp/2017/06/29/daimaru3/

8月5日(土)10時から12時、地元稲城で、いな暮らしさん主催の元、南武線稲城長沼駅高架下でマガジンラックを作るワークショップを行います。

是非ご参加下さい。

NPO法人森ノオトのエコDIYについて

大丸建設の「土曜日の日曜大工講座」をコラボするNPO法人森ノオトでは、2015年度に日立財団環境NPO助成を受け、「エコDIYまちづくり」という講座をおこなっていました。このエコDIYは、エコ建築で有名な建築家を招いての勉強会や、築30年ほどの無断熱の戸建て住宅に構えている事務所をDIYで断熱するワークショップ、樹木医を呼んでグリーンカーテンをつくる、DIYで断熱内窓をつくるなど、様々な講座をおこなっていました。

2016年度には地球環境基金の入門助成を受け、エコDIYを継続。玄関や軒先に置く土間パネルづくりや、パーマカルチャーの先駆者を呼んでの庭づくり、より簡易的でデザイン性の高いDIY内窓づくりなどを継続。

2017年度は助成金を取らずに独自事業で展開していくとのことで、大丸建設の日曜大工講座をコラボしてもらうことにしました。

大丸の大工道具:サンドペーパー

サンドペーパーは、工事現場ではあまり使いませんが、木工教室では必須の道具です。木の断面の面取りや、表面をさらさらに仕上げるのに使います。

大工さんの場合は、カンナできれいにすることの方が多いです。ただ、角を取る時には、カンナだけでなく、ペーパーを併用することもあります。

学校の図工教室などでは、サンドペーパーをちぎって木の表面にかけるシーンが多いですよね。木工では、ロール式のペーパーをコテのようなものにまいて、強く細かくやすりをかけなくても、大きな動きで表面をならすことができます。

あらめと細めがあり、番号が小さいほど目が粗くなります。あらめだとガサガサして大きく削れますし、細めだと表面がつるつるに仕上がります。

サンドペーパー

大丸の大工道具:のこぎり、げんのう

鋸(のこぎり)は木を切る道具です。昔は鉄製のものが主流でしたが、今は万能型の素材に切り替わっています。普通に角材を切るには、ホームセンターなどで売っているもので十分です。なんでも切れます。

大工さんが使うのこぎりの刃には、横目と縦目があります。横の刃と縦の刃が違う。それを変えて両刃として使い分けます。

柄の握り方は、基本的には遠くを持ってひく方がラクにできます。テコの原理で軽い力で木を切ることができます。

 

「げんのう」は大工用語で、一般的には「金槌」の方が知られています。実は私たちはそれほど多く使う道具ではありません。今は釘打ちよりもドライバー+ネジを使う方が多いので。

大工さんが家をつくる時、釘を打つ時の道具です。釘が飛び出ていた時とか、木が痩せて釘が出てくるような時に、げんのうでちょっとたたくと直ります。カンナの刃の調整にも使いますね。

のこぎり

げんのう

大丸の大工道具:ペンチ、スパナ、バール

ペンチは主にハリガネを切るのに使います。先端部分でモノをつまんで曲げたり外したり。ちょっとした時に使うのですが、実は常に使うものではないのです。でも、ないと困る。ニッパーみたいな感じで、電線を切るのにも使います。

スパナも実はあまり使わない道具の一つです。設備屋さんが使うことが多いです。水道の蛇口を外したり閉めたりします。六角のボルトの時に使います。日本語で表記できる道具ではないですし、もしかしたら外国から輸入した文化なのかもしれませんね。

バールは、解体とか、棚を壊す時とか、釘抜き用として使います。げんのうで釘をたたいて、バールで釘を抜きます。壊し(解体)用の道具なので、一般の方が使うシーンはほとんどないと思います。ほかにも、木を寄せたい時にも使います。

ニッパー、ペンチ

スパナ

バール

大丸の大工道具:電動ドライバー

電動ドライバーで今愛用しているブランドはマキタです。以前は日立を使っていました。バッテリーはメーカーをまたいで共通で使えることが多いのは、実はあまり知られていないことです。

電動ドライバーを使うシーンは、手だと大変な長いネジ、家具の解体、ネジを外したい時など。素人が使うには、ギュイ〜ンという音と、ネジが食い込む時のダダダダッという音がインパクトあるかもしれません。初めの頃は、音にびっくりして、グリップを離さないで強く握っちゃう人が多いです。そうすると、ネジが頭から外れてずれたり、空回りしがちになります。握るのと離すポイントをつかむことが肝要です。

これは「習うより慣れろ」が正直なところです。慣れてくれば、自分の感覚でネジの回し方を調整できるようになります。

意外と怪我は少ないものです。もしかしたら、慣れているぶんプロの方がケガが多いかもしれません。

日常生活で使うシーンは少ないかもしれませんが、棚をつくるなど本格的な日曜大工には、ないと困る必需品です。

大丸の大工道具:「ドライバー」

ドライバーについては、大工や工務店に限らず、家庭でも何かと重宝する必須の道具です。

今は何かを接続する時に、ネジを使うことが多いです。電気のコンセントの傾いているものを直すとか、扉の調整もドライバー一本でできます。網戸やサッシュの調整もできます。室内建具もネジで戸車の高さを調整するのもドライバーの仕事です。

太さ、グリップなどの使いやすさは、千差万別。太いもの細いのもありますが、基本的にはホームセンターや100円ショップで売っているものでも十分にまかなえます。アタッチメント的なものもありますが、家庭で使うには便利ですね。

先っぽはネジに合わせて回します。今は基本的には先端が磁石になっているので、ビスがくっつくようになっています。

私は、車に太めのドライバーを常備しています。今はプラスのネジが主流で、マイナスは少なくなってきています。プラス3本マイナス2本が私の定番です。

電動でないドライバーは、細かい建具の調整や、一気にネジを回さないもので使います。新築ではメインで使うのは電動ドライバーです。手回しのドライバーは、点検やメンテナンスの時の必需品です。

大丸の大工道具:差し金

差し金も、大工ならではのものと思われがちですが、日曜大工でもあると便利な道具の一つです。大丸建設では、木工教室で使いやすいようにセンチ表記だけの小さなものを用意しています。

差し金の特徴は、直角の線を引けること。「金」は直角を意味します。金を出すとは、つまり「直角」を引くこと。だから差し金と言います。

本来は尺貫法から来ていて、対角線を出すのにも差し金を用いています。今でもまっすぐに木を切る時、直角に切らなければいけない時など、木工でも必ず使う。

一般的には長辺30cm+短辺15cm、大工さんは尺5寸といって、45cmとその半分の差し金を使います。

大丸の大工道具:メジャー

私にとって最も重要で、常に身につけている道具は「メジャー」です。あらゆる仕事の中で、ほぼ必ずといって登場します。私が愛用しているのは、長さが5.5mのもの。天井高を図るには3mでも足りますが、道路の幅などを図る時には足りません。細い道路でも4mあり、建築時には車の置き場や道具の搬入などの要素も加味して測らなければなりません。

家庭用のメジャーならば3mで十分かもしれませんが、プロならば5.5mを持っていると様々な用途に使えるはずです。

もう一つ、私の持っているメジャーでは、尺とセンチが併記されています。大工現場は未だに尺貫法で大きさを測っています。そのため、尺での寸法ついているメジャーが必須です。私も、すっかり尺寸分がしみついてしまいました。「何尺何寸?」で大きさがわかるのも大工と工務店ならではかもしれません。

私のメジャーははじっこはひっかけられるようになっています。1人で長さを測る時でも、道路だったら角を当てて足で踏んで引っ張っていくことができます。また、ベルトにひっかかるようになっているので、私のファッションアイテムのようなものですね(笑)。

今年も「土曜日の日曜大工講座」やります!

昨年4月から半年にわたり開催してきた「土曜日の日曜大工講座」。リピーターに恵まれて、大丸建設の新しいコンテンツを開発できたと思っています。

今年も春からの連続講座開催に向けて、「匠の技」を伝える大丸建設ならではのDIYについて語っていけたらと考えています。

今月のブログでは、DIYや日曜大工に欠かせない「道具」についてお話しします。何かを始めようとする時に、道具から揃える人、いませんか? いい道具を手に入れると、やる気が出ますし、モチベーションにもつながりますよね。でも、それを実際に使うかどうかは別物です。家庭に必要なものとプロだからこそ使えるものは違います。その視点から「道具」についてお話ししたいと思います。