日射を制するものは省エネを制する!?

先月、工務店仲間と省エネの学習会のために名古屋に行ってきました。その時に語られたのは「夏は日射遮蔽、冬は日射取得」がカギであるということ。夏の日射遮蔽のアイテムとして、すだれやブラインドのお話を8月にしましたが、冬の場合は「いかに日光を室内に入れて温めるか」です。もちろん、温めた熱を逃さない断熱も重要です。一方で、日光はゼロエネルギー、電気代なしの暖房だといえます。

日射を効率的に取得するには、なんといっても開口部の設計に左右されるので、もともと南面に窓が少ないとか小さいとか、目の前に建物があって日射が遮られるといったケースの場合は打つ手がないのですが、それでもできることを探してください。例えば洗濯物や家具などで窓をふさいでいないか、樹木などで日陰にならないかを確認し、冬場になるべく多くの日光が室内に入るよう工夫をするのがよいでしょう。

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