森ノオトさんの日曜大工講座では、若手の大工2人、石田大工と田中大工が大活躍しています。
これまでに、踏み台(テーブルとして使っている方もいるそうです!)、ブックエンド、ダストボックス、トレーと、様々なものをつくってきましたが、これらの試作はすべて彼らがやってくれています。ブックエンドの見本も、2パターン用意してくれて、お客さんに選んでもらって折りたたみ式のものをつくりました。
あらかじめ用意しておいたキットを使う子どもから、自分で板を切ることから始める大人まで、それぞれのスキルに合わせて対応する力もついています。
いずれも、「どうやったらお客様が喜ぶか」を考えての仕事ぶりに、いい職人を得たなあとうれしくなってしまいます。
今は、自分の持ち場の仕事だけをやるのでは、人とのコミュニケーションや思いやりなどが育ちにくくなっています。こうした啓発のイベントが、人材育成に非常に有用であることを実感したのも、いい経験になりました。
森ノオト「日曜大工講座」レポート(踏み台編)
http://morinooto.jp/2017/04/25/daimaru1/