産地と顔を見える関係を築いていく

大丸建設では今後も国産材の活用を進めていきます。そのうえで大切にしたいのは、産地と直接顔の見える関係を築いていくこと。自らが産地に赴き、林業の生産者との信頼関係を築いて、生産管理方法や加工の工程を見て納得したうえで使いたいと思っています。誰が、いつ、どのように植えて、適切に間伐や下草刈りなどの手入れがなされ、伐採や乾燥の工程もていねいにおこなわれていること、そして材木として加工されて私たちの手元に届く流通まで……木材の「生産履歴」、つまりトレーサビリティがしっかりしていることを重視しています。

それが、お客様にきちんと情報をお伝えすることにもつながりますし、お客様が住まいに使われる木に愛着を持ってくださることにも直結すると思います。

当たり前ですが、和歌山の材木と東北の材木は、同じ杉でも性格が異なります。私たちはそれらをきちんと見る目を養い、お客様に最適なものを提案するための努力を惜しんではならないのです。

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