産地と一緒に「命のリレー」を続けたい

匠の会では活動のなかで、これまで、主に構造材を仕入れている産地の和歌山県・山長商店さんと一緒に、都会の小学校で種から杉・檜の苗を育てて、それを林産地で植えようという取り組みをしてきました。その時に驚いたのが、地元の和歌山の小学生と一緒に植樹したのですが、現地の子どもも山に苗木を植える体験は初めての子が多かった、ということです。

杉や檜の苗はとても小さくて、植えても必ず芽が出るとは限りません。苗木を育てるのも大変ですが、それを1本の木に育てるまでは50年、60年とかかり、途中で間引きや枝打ちなどをしなくてはならず、とても手間がかかる作業です。苗木を育てることで、木の一生に思いを馳せ、それが住宅として長く住み継がれていく様子を伝えていけたら……。

ここのところ忙しくて途切れていましたが、またこの「命のリレー」を復活したいと考えています

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