新築とリフォームの利益率の違い

新築住宅の利益率は、理想的には1棟あたり25%を目指したいところですが、現実的には粗利が2割を切ることがほとんどです。仮に3000万円の住宅を建てる時の粗利は600万円ですが、そこに営業や設計などの人件費がかかりますから、半年以上の仕事で粗利が月間100万円を切ることがほとんどです。
 一方、リフォームの方が、新築より利益率がよいことが多いです。何をすれば、どれくらいの費用がかかるのか、基本的にはパーツの組み合わせ、つまり足し算なのと、工事期間が短いため、利益率がいいのです。
 新築は、総額の予算があって、できることを決めていくのですが、お客様の理想の住まいのためにどうしても頑張ってしまう。つまり工務店が身を削る形でお仕事を受けてしまうことが多いので、粗利がどんどん削られてしまうのです。

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