大丸の考える「本質改善型のリフォーム」とは。

 私がこれまでブログで述べてきた「大丸のリフォーム」のうち、リノベ学校でいう「本質改善型のリフォーム」は、大規模リフォームを指すと思います。最も大切なのはお客様との最初のヒアリングで、お客様がリフォームに何を求めているのか、それを聞き出すことです。お話を進めていくなかで総予算が決まり、どこまで現状を改善できるかをすりあわせることができます。
 以前は、表向きだけの「部品交換型リフォーム」を求めるお客様の方が大半でしたが、東日本大震災以降、本質的なリフォームに向かう機運が高まっているように感じています。耐震性への不安、住まいを長寿命化して大切に住み継ごうという価値観の変化、地球温暖化などの環境問題への関心の高まりから、住まいの断熱性を高めたいというお問い合わせも増えてきています。
 本質改善型リフォームとは、「暮らしの向上」と密接に結びついていると言えます。機能性や間取り、収納の多寡に集中しがちだったリフォームの関心事に、温熱環境の改善への要求が増えているような気がしています。

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