フルリフォームの工期

 フルリフォームの工期は、新築よりやや短い程度です。
住宅の新築には約5-6カ月を要します。フルリフォームだと3-4カ月くらいです。骨組みや基礎、土台が残っているので、全部やらなくて済む分短いのです。
 フルで使える条件は基礎・土台がしっかりしていること。ただし、ここで基礎の補強が入ると工期は変わらなくなる。つまり、費用面でもお得ではないので、基礎がダメな場合はフルリフォームよりも解体して新築をおすすめします。
 構造については、補強する場所は必ず出てくる。1日工事をすれば、その都度1カ所くらいは補強が必要な場所が見つかるので、自ずと構造の強度は上がっていくと言えます。例えば接合部に金物を入れるなど、細かな補強をすることができるので、どんどん耐震強度は上がっていきます。
 しかし、増築がからんでくると、工期や費用もかさんできます。ただし、東京など首都圏の場合は、敷地に余裕がなくて現状の住まいでも建ぺい率いっぱいに建てられていることが多いので、増築の軒数は決して多くはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です