小さなころから漠然と、将来の道は見えていた。

 幼い頃から父の仕事に同行し、建築現場にふれ、何となくではありますが、自分の将来を考える時には「住宅建築の道に行くんだろうなあ」という方向性が、漠然と見えていたような気がします。
 小学校・中学校時代は、典型的な理系でした。国語はまったくの苦手ではありましたが、理科や数学は得意で、難なく理解できたような気がします。ただ、スピードは常にゆっくりでコツコツと積み上げて勉強していくようなタイプだった気がします。
 私の2つ上の兄は、何をするにも理解力が早く要領がよかったので、常に「かなわない存在」でした。私は地道派で、兄には時々、「兄貴は頭のよい子に教えるのがうまい。俺はできない子に教えるのがうまい。わかりにくいことを、じっくりわかりやすくするまで理解するのが得意だった」なんて言って、張り合っていました(笑)。

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