壁の外側はどうなっているの?


 前回は、壁の内側の室内側について説明しました。今回は外側をご説明します。
(参考)
http://www.kk-daimaru.co.jp/tech.html
 間柱の外側に透湿防水シートを張り、さらに間柱に沿うようにして通気のための胴縁を立てます。胴縁は18mmの杉材か檜材で、胴縁の外側に、ラス下という、モルタルの下地材にあたる木の板を横に張ります。内側の透湿防水シートと胴縁、そして外側のラス下の間には空気層ができます。これも断熱効果を高める秘訣です。
 ラス下の外側には、ラス網といって金属製の網を張ります。これは鉄筋コンクリートでいう鉄筋にあたり、この外側に塗るモルタルをからませる役割を果たします。
 ラス網の上にモルタル(セメントと砂で構成)を塗り、さらに仕上げ材を塗ることで外壁が仕上がります。外壁にはスーパー白洲そとん壁という壁材を使い、火山灰のシラスからできた100%自然素材の壁材です。耐久性や防水性、断熱性にすぐれ、外部からの水の浸入や結露を防止します。

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