概算の見積もり調整は、設備関係で。

 プランの方向性が見えてきたら、概算の見積もりを出します。どうしても予算オーバーすることが多くなりますが、大丸建設では基本的な仕様は変更しません。構造材や内装材は無垢で自然素材にする。耐震強度はきちんと確保する。ここは、お客様の安心・安全のためにも絶対に譲れないポイントです。
 ではどこで調整するのか? 具体的には設備をシンプルにすることが多いです。たとえばキッチンの設備で食器洗浄器は必要なのか? とか、室内の間仕切りは本当にどこまで必要なのか? など、「引き算」しながら予算を調整します。
 無垢材を使うこと、自然素材を使うことは変えませんが、たとえば無節の柾目板だと高くなるので、節が入ったり、木目が表情豊かな板目板の方がお値段を安くすることができます。また、化粧材や柱などで檜を杉にすると、若干ですがコストは抑えられます(土台は必ず檜を用いています)。
 最終的に折り合いがついたところで、設計契約を結びます。設計契約時点で役所に確認申請を届け出して、ようやく工事が着工できます。

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