夏型結露は用便器に発生しやすい!

 夏、トイレに入ると、便器に結露を発見することがあります。最近の用便器は防露型の陶器を採用しているので結露が発生しにくくはなっていますが、それでも、どうしても結露ができることがあります。一般住宅ではトイレにまで冷房をすることは少なく、一方で便器の中は常に冷たい水が蓄えられているので、結露が発生するのも無理ないことです。日々のこまめな水拭きしか対策はなさそうです。
 もう一カ所、押し入れもカビには気をつけたい場所です。特に和布団を使用している家の場合、睡眠中大人はコップ一杯分の汗をかくと言われていて、その布団を押し入れに入れてそのまま戸を閉めっ放しにすると、押し入れのなかがジメジメしてカビが発生しやすくなります。布団をあげたらできるだけ押し入れの戸は開けて、風を通すことで、カビ対策になります。
 大丸の家では押し入れの壁に無垢材を張るなどして、自然の調湿性を最大限発揮できるようにしています。

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