カラマツ、サワラ、青森ヒバ……それぞれの特徴

杉と檜以外で大丸建設が使っている木材をご紹介します。
 カラマツは信州が一大産地です。カラマツは材の性質上、ねじてれいて、扱いにくいのが難点ですが、それが独特の表情を生み出します。ヤニが多いので、それも扱いにくさの原因の一つでもありますが、言い直すと脂分を豊富に含むので水に強いということでもあります。大丸では、水回りに使うことがあります。
 サワラは、檜の兄弟分的な針葉樹で、とても香りがよく、うすくピンクがかった木目がとても美しい木材です。水にも強いのが特徴で、腰壁などに用いることがあります。玄関周りのように家の顔となる場所や、水回りなどで使うことがあります。
 青森ヒバは、国産材の中でも最も水に強い木材と言えるでしょう。とても香りが強く、お風呂の天井や壁などに用います。長年使っていても香りが抜けず、いつまでも「ヒバ風呂」のよさを味わえます。普通ではなかなか手に入りにくい青森ヒバですが、私たちは長年のおつきあいで入手できています。やはり厳しい環境で育った木は強いんだなあ、と思います。

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